SCIによる引用文献情報検索について


 国立情報学研究所情報検索サービスNACSIS−IRのシステムが全文検索方式に変更(平成12年1月)された後、SCI(Science Citation Index)データベースの引用文献情報検索で従来の索引語を一覧するLOOK機能(引用文献を特定の著者から検索する際に便利)が利用できなくなり、「ある著者の論文の引用文献数を知りたい」という場合に簡単に検索ができなくなり不都合を生じておりました。

 多くの利用者の要望もあり、『従来の検索システムのLOOKコマンドの互換機能(NII)』のサービスが下記のようにできるようになりましたので、お知らせいたします。

 尚、NACSIS-IRは、情報学研究所に利用申請を行うことにより、研究室のWeb接続PCから簡単に利用することができます。利用案内はここをクリック


概要

(1) 引用文献の著者名から,索引通覧(SCANコマンド)により検索することで,引用文献の引用頻度数,全体形が一覧で表示されます。
(2) 一覧表示から,引用文献を選択し検索することで,引用文献を引用している論文の検索が可能です。
(3) 従来の検索システムのLOOKコマンドの互換機能となります。
(4) コマンド検索とWebfront検索の両方で利用可能です。
(5) 複数のデータベースの索引通覧の検索も可能です。

【"ESAKI L"氏が1958年に発表した論文の引用文献を検索する場合】

【説明】

(a) 索引語: "ESAKI L 1958"と入力します。
  さらに条件が分かっている場合は,半角の空白に続けて入力します。
  データの区切り記号の","(コンマ)は,入力しなくても結構ですが,半角の空白は必要です。
  引用文献の全体形の順番に合わせて,次の順に入力してください。

 ・SCIの場合
  著者名(姓), 著者名(名のイニシャル), 刊行年(西暦4桁), 掲載略誌名, 掲載巻号・頁

(b) 表示範囲件数を指定します。
  10,20,50,70,100 から選択可能です。なお,更に先の索引を通覧したい場合はこちらをご覧ください。

(c) 「検索実行(SCAN)」をクリックします。

(3) 一覧表示と検索実行

注意点




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